昨日のジャスミン、今日のダージリン。

日々のエッセイのようなもの。

2023/01/22

記憶

 

 

ふとしたきっかけで、朝ごはんを食べながら記憶について考えた。

 

 

 

僕には悩みがあって、それは小さい頃の記憶が全然ないということである。

 

記憶は誰もが平等に与えられた時間の中で積み上げられた、いわばその時を生きた証のようなものだと考える。

 

 

 

すると記憶がないことは、何か大事なものを失くしてしまったような感じがしてしまって、だけど取り戻すことなんて不可能だとわかっているので、辛い。

 

 

 

忘れてしまうのは何故なのだろうと考える。

 

夢だ。

 

 

 

目が覚めるとすぐに忘れてしまう夢のように、記憶は時間が経つと忘れられてしまうと言う意味で、人生は長い夢を見ているようなことか。

 

人生における「目が覚める」は、歳をとったり人と出会ったりして過去の自分とは違う価値観を得ることか。

 

 

短い夢をたくさん見ることと、限られた数の長い夢を見ること、目が覚めた時に「いい夢だった」と思えるのはどちらか。

 

大丈夫、まだ時間はたくさんある。

 

 

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今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

記憶というものは不思議です。