2023/01/23
助けりゃ良いって話じゃない
人が困っていると感じたらすぐに助けの手を差し伸べるべきだと、そう思っていた。
昨日まで。
しかしふと、そうとは限らないよな、むしろ助けることで人を困らせる場合もあるということに気がついた。
大事なのは、自分で勝手に判断しないことだ。
相手が「助けてほしい」といったら助ける。
逆に「助けてほしい」と意思表示がない限りは助けるべきではない場合が多い。
みんながそうであるように、人は困ったら助けを求める動物だ。
遠慮なんてものは大したことない時にだけ生まれるもので、本当に困ったら遠慮なんてしている暇はないよね。
本当に困ったら助けを呼ぶし、別に自分だけで何とかなりそうな時は遠慮して助けは呼ばない。そして呼ばなくても何とかなってしまう。人間の直感というやつです。
つまり、「助けてほしい」と言わない限り人は助けを求めていない。
こうして書くと何だか当たり前のようなことに見えるけれど、今の世の中はそんなことに気付けないくらいに「助けることこそが正義」な世の中なのかもしれない。
ふと、「それって人間を弱者と決めつけた差別なんじゃない?」と思ったりする。
「助けてほしい」って言ってないのに無理に助けようとされる人は、似たような無力感を感じるだろうというのは容易に理解できるから、あながち間違っていないのかもしれない。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
迷った時は、とりあえず「手伝いましょうか?」と声をかけるのがオススメです。